実質賃金、最悪の隠蔽
日本国民は政府を信頼しすぎているんじゃありませんか?
真理と呼ばれるものはすべて国が作ってしまう、そんなディストピアの現前がまってるのかもしれません。
その物語はジョージオーウェルが書いています。
もしかしたら、日本もすでに?
現政府(2019/03/27 安倍内閣)では十分その兆候は見られると思います。
政府に都合の悪いことはとことん隠蔽
とりあえず、朝日新聞の報道
厚労省、実質賃金は当面公表せず 統計不正調査問題
「有識者検討会で算出・公表に関する検討を続けるとした」
とあるんですが、ここも注視しておく必要がありそうですね。
労働分野に詳しい学習院大の今野浩一郎名誉教授や一橋大経済研究所の神林龍教授らがあるそうです。
※他に有識者とやらは誰なのか知っている人がいたら教えてください。
そもそも政府は統計を軽視している
統計方法をコロコロ変える政府の手法そのものが統計というものを軽視している姿勢として現れています。
共同通信より
厚労省が8日発表した毎月勤労統計調査によると、2018年の実質賃金は前年比0.2%増で2年ぶりのプラス。18年1月からは調査事業所の入れ替えなど調査の前提となる条件の変更があり、単純比較できなくなっている。
野党は、入れ替えていない「共通事業所」だけで比べた数値を算出するべきだと指摘している。
https://this.kiji.is/471230192020096097
調査対象の事業所を入れ替えるなんて、ちゃんちゃらおかしいですね。
普通、社会の推移をみるのであれば定点観測が基本でしょう。
そのような基本も分からないようでは、統計を軽視していると言わざるをえません。
なぜ統計を取るのか?それは国民の生活の向上が目的のはずです。
そのための手法である統計を軽視することは「国民」を軽視しているということです。
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