インタビューで語られた事実
初めはフェスに出演しないと雑誌に載せてもらえないという圧力もあったようだが、坂本さんは「載らなくてもいいから出ない」と断固とした姿勢を見せたらしい。
【坂本】最初はあったかもしれないけど、で途中からこの人たちはそういうことしない人みたいな、別枠みたいな感じだったから、よかったーと思って。ロッキング・オン・ジャパンのフェスも出ないって言ったら、最初は出ないと雑誌載せてもらえないからダメ、みたいな感じだったけど、「載らなくてもいいから出ない」って言ったら出ないで済むんですよ。
「なんか違う」ということ
やはり坂本さんにとって、ロキノンのフェスは何かが違うらしい。
対バンの相手と会話することもあるらしいが、やはり「出演者の層が違う」というのがネックであるということだ。
-そもそも、なんでロッキング・オン・ジャパンのフェスに出 るのが嫌だったんですか?
【坂本】それは、やっばりバンドを始めたときの土台というか どうにも消せない何かがある(笑)。
-どうにも消せない(笑)。とはいえ、その頃はさすがに対バンとも会話ぐらいはしてるわけですよね?
【坂本】いや……してるかな?でもあんまりないですよ。それに、フェスは出てましたけどね、ジャパンのフェスは出てないけど。
-ジャパンのフェスは嫌だった(笑)。
【坂本】なんかちょっと違うじゃないですか。フジロックはいいんですけど。僕がメジャーで出た頃ってボアダムスとか想い出波止場とかがメジャーで出した暴力温泉芸者とかが出したり、まだシャッフルされてて。
-まだレコード会社にも金銭的な余裕があって、いろいろ攻めたことができた時代
【坂本】ほかにもギターウルフがメジャーで出したり、まだ友達になれそうな人がもうちょっといたんですけど。いまは完全に友達になれなそうなメジャーな人だけで、ああいう人とは関わりたくないっていうのが……。
いまのメジャーには友だちになれなそうな人が多い。
まぁ分かる気がします。
ボアダムスがロッキング・オン・ジャパンフェスに出ていたら、もしかしたら出てたかな?
どうだろう。
ギターウルフは出ていたような気がするが。
(調べたらやっぱ出てた。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2001」には少なくとも出ている)
結論
坂本新太郎は「関わりたくない」と感じるメジャーなアーティストばかりが出演するフェスティバルに身を置きたくないと感じているんじゃないすかね。
出典は
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